梅雨入りとあじさい
6月に入るとすぐに九州地方は梅雨入りしました。長崎といえば雨。(いつも雨ばかりではないのですが…)雨に映える花と言えば長崎の花でもある「あじさい=紫陽花」。あじさいはその昔、出島のオランダ商館医だったシーボルトが愛した花でした。
シーボルトはこの長崎の地でお滝さんという女性と出会い、娘をもうけながら国外追放となり家族と引き離されてしまいました。後に彼は大好きだった「あじさい」に最愛の人の名から「オタクサ」と学名をつけて、広くヨーロッパに紹介しました。
そして現在では「ながさき紫陽花(おたくさ)まつり」として、多くの人を癒してくれるまつりとして毎年、この時期に行われています。その紫陽花まつりの会場のひとつでもある観光名所のめがね橋に行ってきました。
めがね橋の歩道には色鮮やかなあじさいがたくさん並んでいます。
あじさいにもいろいろな品種があるのですね。ルビー、カメレオン、墨田の花火…その中でもユニークな名前の「ミセスクミコ」は薄いピンクが可愛くふりふりでした。
そして人が集まるところには…
やっぱりありました長崎名物チリンチリンアイス!写真を撮ると「アイス買わんね~」とお声をかけていただきましたが、その後は次から次にお客さんが来てすぐに忙しくなっていました。
商売繁盛!
あじさいは夕暮れ時になると、空の色と相まってまた別の表情も見せてくれます。(カメラ技術がないので、上手く撮れていませんが…)
会場が他にもシーボルト宅跡や出島、風頭公園でもたくさんのあじさいが見られるようですので、来年はそちらの方にも足を運んでみます。
めがね橋 シャトレ稲尾より路面電車8分