藤城清冶展
長崎県美術館で開催されていた藤城清冶展に行って来ました。
確か2009年にも同美術館にて開催されていたと思いますが、残念ながらその時は行くことができませんでした。今回も危うかったのですが、最終日前日になんとか駆け込みセーフでした。
その日は藤城氏によるサイン会も開催されており、館内はたくさんの人でいっぱいでした。セッセとサインに勤しむ氏の背中を横目に入場。今回のテーマ、そして副題は「聖なる光」。光と影が織りなす影絵はまるで夢の中にいるような?そういう錯覚に落ちました!
展示してある作品には説明があり、その年代や氏の作品に対する想いも紹介されていて、とても興味深いものでした。そして90歳を過ぎても、なお現役ということにさらに驚きでした。
作品の中には長崎の軍艦島や、何気ない長崎の街の風景、シャトレ稲尾近くの鍋冠山からの眺望など身近に感じるものもいくつかありました。
個人的にはモノクロの影絵がとても印象に残りました。カラーは見た人が同じように見えると思いますが、モノクロはその作品からイメージし、感覚で創られるものなので、人によって違う影絵になると思います。そう意味ではカラーもモノクロも大きな違いはないかもしれませんね。
長崎県美術館 シャトレ稲尾より徒歩7分
ちなみに梅雨入りしました。ジメジメした季節の始まりですが、このカエルのようにパッ明るくといきましょう!